2014〜2019

 [ランク5b以上] サンゴに悪影響が現れる
 [ランク6以上]    明らかな人間活動の影響
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【2019年10月 秋季】
最大値はF-1の95.2kg/m3。
全体的に透明度が高かった。ランク6を記録したところは1つ(轟川河口のすぐ北側のポイント)にとどまった。9月末の台風19号の影響で攪拌作用が働いと思われる。轟川河口部の最も岸に近い地点E1が、ランク3だったことは予想外だった。北風が強く吹くときは南側に赤土が溜まる傾向があるが、今回は南側の透明度も高かった。
海中は、海藻は異常発生しておらず、サンゴも健全な状態にあるのが観察できた。

【2019年8月 夏季】
最大値はF-1の89.6kg/m3。
7月末の台風によりリーフ内の赤土が攪拌され、排出されたのではないかと推測される。
台風以降は晴天が続き、赤土の流出も少なかったため、全体的に透明度が高くなったものと思われる。12地点でランクアップ、3地点でランクダウンが認められた。
北側の轟川河口からの赤土がモリヤマグチで排出されF2の数値は高くなっている。

【2019年5月 春季】
最大値はF-1の168.9kg/m3。冬の調査から期間が空いている割にはランクダウンしていない。ただ冬季は直前の長雨で数値が極端に高く、春季としては平均的かもしれない。春は台風も無く、攪拌されていないため、特に陸に近いポイントは透明度が悪い。リーフ近くは透明度がある。

【2019年1月 冬季】
最大値はE-1の71.1kg/m3。
F1、E1の河口付近は藻が多く、濁っていた。南側は全体にきれいだった。北側に泥が流れ出ていたのは、1か月以上雨が続いたこと、またこの季節は北風なので、リーフ近くでは潮が流されたが、岸の近くでは流されずたまっていた事も要因と考えられる。

【2018年11月 秋季】
最大値はF-2の39.4kg/m3。 秋期調査としては全体的に透明度が高かった。調査日2週間前から好天が続き、まとまった雨が降らなかったことが要因だと考えられる。Yで5aという結果だったが、20m離れたところで船底が確認できるほど透明度があった。ホンダワラの海藻が目立っていた。

【2018年9月 夏季】
最大値はW-1の38.3kg/m3。全体的に数値が春よりもよくなっている。その要因としては、グリーンベルト活動の効果が出てきたことと、8月後半に台風が接近し、海水が攪拌されリーフ内の海水と赤土がリーフの外に持ち出され、それ以降、好天が続き赤土の流出がなかったことが考えられる。

【2018年5月 春季】
最大値はF-1の80.9kg/m3。北側のポイントは全体的に緑色の濁りがあり、透明度が低かった。南側のポイントは、浜端は比較的綺麗であったが、中間沖合は濁りがあり、こちらも全体的に透明度が低かった。

【2018年3月 冬季】
最大値はE-1の208.3kg/m3。北側の浜端は濁っていたが、G3のポイントは綺麗であった。轟川河口は船上から見る限りでは、それ程濁っていなかった。南側は砂が多く、また海藻が多い場所があった。

【2017年11月 秋季】
最大値はG-1の71.1kg/m3。目視では全体的に綺麗な印象であったが、数値はそれ程良くはなかった。東風が吹いていたので、なかなか赤土が外海に出ていないのではないかと思われる。

【2017年9月 夏季】
最大値はE-1の300.3kg/m3。轟川北が汚れている印象が強かった。ミドリイシの回復も見られたが、背の高い海草は2年前から見なくなり今回も見なかった。南側の浜端は汚れが酷く、道路からの雨水汚水に混じり生活排水の流入が考えられる。しかし全体的に綺麗な印象だった。 イソギンチャクが白化していた。

【2017年5月春季】
最大値はF-1の120.7kg/m3。北側ではバクテリアがかかっているサンゴを度々発見した。4月末にあった大雨の影響なのか砂が赤く見える箇所が多かった。前年度秋の調査時に比べ、海草が多く生えていた。南側ではX-2周辺の砂地にバクテリアが大量発生していた。

【2017年2月 冬季】
最大値はD-1の120.7kg/m3。通常は轟川河口からモリヤマグチへの北向きの潮の流れにのるが、冬季は北風が卓越するため、赤土が南へ移動したと考えられる。サンゴ村前の海にはサンゴが増えている印象を受けた。

【2016年11月 秋季】
最大値はF-1の50.1kg/m3。夏季調査に比べ透明度が上がった印象であった。夏季調査後に来た台風の影響で赤土が礁池外に排出されたのではないかと推測する。

【2016年9月 夏季】
最大値はF-1の197kg/m3。轟川河口より以北の浜端付近2か所でランク6を記録し見た目の濁りも如実であったが、その他の地点では比較的低い値となった。しかし全体的に多くのサンゴの白化現象が確認された。

【2016年5月 春季】
最大値はD-1の77.6kg/m3 数日前の雨の影響か、海水の濁りは確認したものの底質には溜まってないような印象を受けた。サンゴが被覆し、成長している姿が見られた。

【2016年3月 冬季】
最大値はF-1の123kg/m3。大寒波の影響で水温が下がり、サンゴやシャコガイの色が薄くなっている印象を受けた。 北風が吹いているのに、雨が降るという例年とは違った空模様であり、雨で川から流れ出た赤土等が北風に押される形となり、D、Cに溜まっているのではないかと推測される。

【2015年11月 秋季】
最大値はD-2の53.7kg/m3。前日に雨が降っていたが影響は少なく、全体的に透明度が高く、轟川河口付近でも海底が見える程であった。例年の秋季と比較すると降水量が少なく、また北東、北北東からの風があったため、赤土が南側に移動したと考えられる。

【2015年9月 夏季】
最大値はG-1の211.3kg/m3。今夏に台風が3つ直撃した影響で砂が攪拌・排出され、赤土はあまり堆積していなかった。しかし通常のモリヤマグチ方向への潮の流れと南風によりF、Gの浜側でランク6、7を記録した。

【2015年5月 春季】
最大値はE-2の383.4kg/m3。前日に雨が降ったため轟川周辺で大量の赤土が確認された。調査員によると30cm先も見えないほど濁っていた。

【2015年2月 冬季】
最大値はE‐1の114.5kg/m3。前回の秋季調査から今回の調査まで降水量は132mm(盛山観測所)であり、過去3年間の冬季調査前では一番少なかったが、ランク6を記録したポイントが7か所もあった。前回調査前にまとまって降った雨による赤土流入が冬季調査期間中までに沈殿したと推測する。

【2014年12月 秋季】
最大値はG-1、F-2の55.7kg/m3。8月から11月6日までの降水量が平年比15%の113ミリ(八重山毎日新聞より)。白化の影響から戻ってきている印象を受けた。例年は8~9月ごろ白化がよく見られるが、今年は10月ごろ見られた。

【2014年9月 夏季】
最大値はE-1の125.4kg/m3。降水量が少なかったことと、期間中近海を8つの台風が通り、海が撹拌・排出されたためSPSS値もそれほど高い数値にはなっていない。しかし あちこちでサンゴの白化、淡色化が確認された。

【2014年5月 春季】
最大値はE-2の518.6kg/m3。梅雨入りした5/5、1時間に86.5mmの大雨が降り、この日から調査日の5/27までの2週間弱で399.5mmの降水量があった。全体的に濁っておりサンゴの単色化やオニヒトデによる白化も見られた。

【2014年1月 冬季】
最大値はG-1の106.7kg/m3。降水量は384mmで、過去3年間で比較的多い。

降水量データ:盛山観測所

2014年以前のデータはWWFジャパンのHPでご覧いただけます。
底質中の懸濁物質含量と底質状況の関係
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